• 2014年12月 救急医学・集中治療医学への先進

  救急・集中治療医学分野 医局ニュース


2014 Clean Hand Campaign in Nagoya接触感染予防接触感染予防
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入局者募集中 救急医学/集中治療医学 医と大学の深い連携
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2014年 12月のメッセー「師走」 来年度入局 募集中

2014年も12月となり,あっという間の1年です。
年はどんどんと過ぎていきますが,
その中で,いろいろなことを経験し,感受し,改革し,
自己,そして場が包容性を高め,広がりと成長を指向していることを喜ばしく思います。
本格的に救急医療と集中治療を学び,臨床能力を高らかに超越させ,
教育と研究を行う最適の環境を創造する力を蓄えることが大切です。

12月には,新たに青山 康先生の名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野への入局を認め,
洗練された先鋭たちの育成を試みてきましたが,
この段に入り,真の急性期医療を探求する「自立」と「創造」のための人格の芽が見えるようになりました。
現在の所在する所と時点で力量を咲かせる視点と人格と能力の育成が,
異なる時代や所での自身の発展の基板となります。

さて,11月にも触れました。
我々は 新しいものに目がむきやすい一方で
自分の達成(モニュメント)を確実にしていくことを先延ばしとしがちですが・・
12月も 足元を固めるモニュメントの1ヶ月とします。
できることを確実に蓄え,形として残していくことが大切です。
急に,論文を書くことを命じられると思いますが,名大におけるモニュメントです。

職人とは,同じことを繰り返し,同じようにできる技術能力を持つものです。
このような確認の指導に12月もあたらせて頂きます。

救急医療を指導・教育できる医師は,実に日本にも世界にも少ないのです。
さらに,集中治療を実践でき,指導・教育できる医師も,朱鷺や雷鳥のように少ないです。
この育成を,2025年までの急性期医療改革に向けて,当教室も尽力しています。

ビジョンとモニュメントが大切です。

急性期管理医学を知ること・・そのための診療・教育・研究
2014年12月もどうぞよろしく,お願い申し上げます。


2014年12月1日  教授 松田直之



1.朝夕のEmergency&Medical ICU カンファレンスにおける徹底:マイクロホンは 正しい着用とする。
 ■スーパープレゼンテーショングッツの着用:管理 日下琢雅 先生
 ■ マイクロフォン電池チェックおよび着用義務違反者の指導:角 三和子 先生・東 倫子 先生

■ プレゼンテーション3分前にマイクロフォンの着用のチェック
 ■ 聞こえる声で,無駄な言葉のないプレゼンテーションを意識しましょう。
 ■ カンファレンスでは,open presentationを意識しましょう。
 ■スタッフ同士の談話とならないように注意しましょう。目標:排除 談話3兄弟
 ■ 担当スタッフは,EMICU管理の主治医と主治医グループの管理概念と見解を十分に引き出して下さい。
 ■ 管理における達成の確認と目標の提示のないプレゼンテーションを廃止しましょう。
 ■ プレゼンテータは,プライドと責任をもって,管理内容を報告して下さい。
 ■ プレゼンテータは,EMICU内主治医と連動して,治療の継続ビジョンを明示しましょう。
 ■ 考える根拠を明確として,治療を行うように指導しましょう。

2.ER モーニングカンファレンス
 ■ 当直スタッフは,研修医の皆さんのカルテの承認を行うこと。
 ■ ERでは,研修医の皆さんに対する教育力の充実を心がけること。
 ■「救急外来 初期診療ワンポイントレクチャーコース」の記載に準じること。

3.救急科病床 6E 3床開始
 ■ 救急科メンバー:救急科病床運用マニュアルを確認(2014年4月1日作成)。
 ■ 担当医表:担当 江嶋正志先生
 ■ 病棟回診:毎日の回診についての注意は,運用マニュアルをチェックする。

※ スタッフおよび医員は,適切な教育を,学生さんや皆に教授できるように,最善を尽すことが必須です。
※ 場の成長は「絶え間ない笑顔」と「活動性の維持」から生じることを自覚し,自身に元気を維持することを重視して下さい。

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2014年 12月のイベント・広報
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1. 大歓迎 台湾より長期留学
急性期医学の国際連携・グローバル化企画
Dr. Yen Ta Huang, M.D., M.S, Ph.D.
2014年11月17日 (月) 〜 2015年5月16日(土)

2. 医学部卒業試験再々試験 救急・集中治療医学
12月26日(火) 14:00-15:00  全問題記述試験 試験内容は,また,このHPの最後に載せました。できる人や私の講義をきちんと聞いていた人に回答をチェックしてもらって,試験に望んで下さい。前回の内容(ショック,ARDS)以外の内容から出題させて頂きます。よく勉強して臨まれて下さい。 教授 松田直之
医学部卒業試験再試験 救急・集中治療医学
12月9日(火) 14:00-15:00  全問題記述試験 内容はこのHPの最後に載せてありますので,しっかりとした答案を作成できるようにしておいて下さい。昨年は,誰かが誤った答案を作製し,皆で使用していたために,皆が落ちるところでした。できる人や私の講義をきちんと聞いていた人に回答をチェックしてもらって下さい。 教授 松田直之

3. 日本外科感染症学会第27回学術集会(有明)
当教室からも,教授,稲葉正人先生,髙谷悠大先生が,演題発表として参加します。
会期:2014年(平成26年)12月4日(木)~5日(金)
   (諸会議 12月3日(水))
会場:東京コンファレスセンター・有明
会長:草地 信也(東邦大学医療センター大橋病院 外科)
テーマ:「新しい周術期感染対策を発想する」
総会公式Webサイト:http://www.med-gakkai.org/27jssi/
第27回学術集会総会担当事務局:東邦大学医療センター大橋病院

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救急外来 初期診療ワンポイントレクチャーコース
研修医 初期診療 鑑別診断 能力強化 アセスメント

救急・集中治療医学分野は,国内&国外で活躍できる
急性期管理医学者・急性期管理のプロを養成します。
MEIDAI救急科により救急医療や急性期管理の必要な管理基盤(診療と治療)を達成します

ICUモーニングカンファレンス前の30分間 
※ MEIDA 救急科として,救急外来の整備と研修医の皆さんの初期診療教育にあたります。
※ 研修医の皆さんのカルテ記載の整備と発展性を指導します。
※ OFF-the-Jobトレーニングを企画できるようにしています。

1年次研修医 8~10月 3ヶ月期間
大目標 
1.ダイナミックモニタリング:緊急性評価のためのバイタル変化に鋭敏となる
2.主訴に対する鑑別診断の充実(年間目標)主訴から上げられる鑑別診断の整理
3. 救急外来一般診療の把握

2年次研修医 8~10月 3ヶ月期間
大目標 
1.1年次研修医への先輩からのアドバイス能力の確立
ダイナミックモニタリング:緊急性評価のためのバイタル変化を指導できる
2.主訴に対する鑑別診断の確立(年間目標):1年次研修医に教えることができる
3.緊急時治療のエッセンスの理解

AM7:55 準備スタート
AM8:00 救急科 研修医教育総括講座(ワンポイントレクチャーコース)スタート
救急科スタッフ 救急外来 AM8:00集合

留意事項
※ 研修医の先生へ:AM8:00には,救急外来に椅子をそろえておいてください。
※ AM8:00には申し送り開始とします。AM8:30-9:30 EM-ICU診療ラウンドとなります。
※ 本年度は,救急科スタッフにより,一層に救急外来教育を充実させます。
※ 開始前に,救急科スタッフから,診療中のカルテ記載のチェックを必ず受けておいて下さい。
※ 研修医の皆さん:AM7:55には診療を修了できるようにし,さらに治療室1にイスを用意しておいて下さい。
※ カルテは工夫して記載しましょう。特にカルテ記載では,アセスメントを充実できるように指導します。
※ 救急外来診療を教えることのできる医師を育成します。
※ 救急外来 日勤担当者の救急専従医:AM8:00〜約30分間,研修医の先生の指導を行います。当日の責任スタッフの担当となります。この際,未承認カルテに対して,内容を確認して,承認して下さい。


AM8:05〜AM8:27〜AM8:35 ワンポイントレクチャーコース
研修医の先生へ:AM8:00 治療室1に椅子を整列させておいてください

12月 1日 (月) 教授,田村有人,倉橋俊和,青山 康,海野 仁,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 2日 (火) 教授,田村有人,吉田拓也,塩屋悠斗,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 3日 (水) 教授,田村有人,山本尚範,倉橋俊和,吉田拓也スタッフ集合(外勤者以外)
12月 4日 (木) 教授,田村有人,塩屋悠斗,中原光三郎,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 5日 (金) 教授,田村有人,波多野俊之,錦見満暁スタッフ集合(外勤者以外)
12月 6日 (土) 塩屋悠斗
12月 7日 (日) 塩屋悠斗

12月 8日 (月) 田村有人,倉橋俊和,青山 康スタッフ集合(外勤者以外)※ 教授欠席:日本集中治療医学会会議
12月 9日 (火) 教授,田村有人,吉田拓也,塩屋悠斗,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 10日 (水) 教授,田村有人,倉橋俊和,青山 康,塩屋悠斗,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 11日 (木) 教授,田村有人,水島秀幸,日下琢雅,中原光三郎,スタッフ集合(外勤者以外)※ 教授欠席
12月 12日 (金) 教授,田村有人水島秀幸,海野 仁,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 13日 (土) 塩屋悠斗
12月 14日 (日) 海野 仁

12月 15日 (月) 教授,田村有人,倉橋俊和,青山 康,日下琢雅,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 16日 (火) 教授,田村有人,山本尚範,塩屋悠斗,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 17日 (水) 教授,田村有人,倉橋俊和,青山 康,塩屋悠斗,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 18日 (木) 教授,田村有人,水島秀幸,海野 仁スタッフ集合(外勤者以外)
12月 19日 (金) 教授,田村有人,水島秀幸,錦見満暁,青山 康,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 20日 (土) 塩屋悠斗
12月 21日 (日) 中原光三郎

12月 22日 (月) 教授,田村有人,倉橋俊和,中原光三郎,日下琢雅,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 23日 (火) 中原光三郎
12月 24日 (水) 教授,田村有人,倉橋俊和,吉田拓也スタッフ集合(外勤者以外)
12月 25日 (木) 教授,田村有人,水島秀幸,吉田拓也,中原光三郎スタッフ集合(外勤者以外)
12月 26日 (金) 教授,田村有人,水島秀幸,海野 仁,スタッフ集合(外勤者以外)
12月 27日 (土) 塩屋悠斗
12月 28日 (日) 塩屋悠斗
12月 29日 (月) 錦見満暁
12月 30日 (火) 田村有人
12月 31日 (水) 日下琢雅

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指導のための基本コツとポイント One Minute Preceptor
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教育においては,特に,ネガティブをできるだけ排除しましょう。
ポジティブに,成長を育成します。
1.考えを聞く:先生はどう考えたのでしょうか?
2.根拠を聞く:どうしてそのように考えたのでしょうか?

初期診療救急教育においては,「鑑別診断」と「緊急性の評価」を聞き出して下さい。
3.一般論を語る:ここで大切なことは,整理すると・・・だと思います。
  指導医の立場から,「鑑別診断」「診断学」,「緊急性の評価」,さらに「治療学」を提示して下さい。
4.できたことを褒める:ひとは褒められて育ちます。内在する「善」を引き出して下さい
5.間違いを正す:誤りは広がりがある方向へ導いて下さい。これが成長です。
6.さらなる学習を勧める:さらに勉強するとしたら,・・ここがポイントです。自主性を育てて下さい。
また,放射線診断については,必ず確認して,OMPとして下さい。
Neher JO, Gordon KC, Meyer B, Stevens N. A five-step microskills model of clinical teaching. J Am Board Fam Prac. 1992;5:419-24
救急・集中治療医学 教授 松田直之

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※ 約束事項 研修医の皆さんへ
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研修期に,① 元気,② 誠実性,③ やる気 の3つの基礎を育成しましょう
■ 研修医の先生は,スタッフに必ずカルテをチェックしてもらって下さい。
■ 診療カルテは,必ず,当直医師スタッフにチェックして頂いて,承認を得てください。
診療カルテのアセスメントには,1)鑑別診断,2)緊急性の時系列評価を,わかりやすく,必ず記載してください。
■ 平日の朝8:00に,治療室1にカンファレンスのための椅子を8つ並べておいてください。
■ 患者さんに気持ちのよいあいさつを心がけ,医療スタッフに対してもあいさつを重視し,元気よく患者さんと接してください。
■ 朝7:55には,原則としてCPAOA以外は,治療室1を空けておいてください。
■ 学びたいこと,教育への希望などは,遠慮なくお伝え下さい(担当:教授および田村有人)。
■ 研修中の達成目標は,すべての診療科と同様に臨床研修センターとの相談で方針決定とします。
■ MEIDAI 救急科は,日本と世界の「救急医療」と「集中治療」の発展させるために存在しています。
MEIDAI 救急科は,「教育」と「診療」と「研究」のすべてを尊重します。次世代を国際的観点から牽引する「急性期管理医学者」を育てることが目標です。研修希望者は,救急科(名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野)への入局を考えてください。

救急科診療科長 松田直之
救急科外来医長 田村有人
救急科病棟医長 江嶋正志




木曜日の日程 連絡掛: 足立裕史
場所:名古屋大学医学部附属病院6F 救急集中治療カンファレンスルーム

AM8:00 全員出勤 原則として救急外来に集合
8:00- 研修医ER指導・教育
8:30-9:30 EMICUラウンド

1.学術集会報告:World Sepsis Day メモリアル 2014

2.週間症例検討会:全症例カンファレンス
12:00-12:30 医局会 30分予定 行・司会:松田直之 10/16(木)各種委員会報告など
12:30-13:00 ランチョンカンファレンス 担当・行:沼口 敦  
13:10-15:30-15:45 全症例カンファレンス 

※ 全症例カンファレンスは,主治医のプレゼンテーション能力の育成を主目的とし,,さらに木〜日までの週末3〜4日間の集中治療管理ビジョンを論じるものとします。医局員全員の教育力養成の視点から,必ず1名1つは発言やコメントを行って下さい。
※ ERにおける重要症例を,ER担当者は,発表症例として持ちきんで下さい。

15:40-16:40 急性期管理学 後期プレゼンテータ養成コース 座長・進行 教授 松田直之

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2014 急性期管理学 後期プレゼンテータ養成コース 全 17講+α  
SDEIC Super Doctor Emergency & Critical Care Investigation Course

木曜日 PM3:30-4:50
座長  教授 松田直之 
ハンドアウトを必ず用意して下さい
※ 最先端のレクチャーと質疑応答として下さい
※ 日程変更:各人で調節して頂き,報告して下さい(松田まで)
※ 医学生さんの参加を歓迎します

第 8講  12月 11日(木) 小児 小児診察のコツとポイント 沼口 敦先生
  ※ 12/18(木) 広域災害訓練 救急科全員参加(病院勤務者以外)
第 9講  12月 25日(木) 小児 小児心臓奇形管理のコツとポイント 角 三和子先生
第 10講  1月 8日(木) 免疫 IVIGのエビデンス 髙谷悠大先生
第 11講  1月 15日(木) 栄養 急性期栄養管理のエビデンス 東 倫子先生
第 12講  1月 22日(木) 中枢 鎮静と鎮痛の静脈薬のPK/PDモニタリング 江嶋正志先生
第 13講  1月 29日(木) 中枢 Vasoconstriction/Spasmの管理とエビデンス 塩屋悠斗先生
第 14講  2月 5日(木) 神経 集中治療における炎症性末梢神経傷害の機序と治療~ICU-acquired weakness~ 稲葉正人先生
第 15講  2月 12日(木) 初療 上気道感染の診断と治療〜マニュアル作成〜 中原光三郎先生 
第 16講  2月 19日(木) 初療 胸痛の診断と鑑別〜マニュアル作成〜 塩屋悠斗先生
第 17講  2月 26日(木) 初療 腹痛の診断と鑑別〜マニュアル作成〜 吉田拓也先生
最終確認 3月 5日(木) 術後 術後集中治療管理バンドル2015 〜術後管理のエッセンスの完全網羅〜 教授 松田直之

※ 移動:冬季特別講座 循環 エコー診断で確認すべき基本事項 稲葉正人先生

※ 最先端急性期医療を論じて下さい。


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1. 日本外科感染症学会第27回学術集会(有明)
外科感染症学会第27回学術集会.tiff

教育講演
1. 松田直之. 入門講座21 MRSAの特徴と治療. 日本外科感染症学会第27回学術集会 2014年12月5日 東京

シンポジウム
1. 髙谷悠大,八木哲也,井口光孝,東 倫子,稲葉正人,松田直之. 2013年までの救急集中治療部における分離起炎菌の解析.
シンポジウム10 集中治療部・外科病棟における感染管理 日本外科感染症学会第27回学術集会 2014年12月5日 東京

2.松田直之. ブドウ球菌感染症におけるダプトマイシンの役割.
スポンサードシンポジウム1 外科・救急領域感染症の細菌の話題 
日本外科感染症学会第27回学術集会 2014年12月5日 東京

座長
1. 松田直之,安部隆三.
シンポジウム10 集中治療部・外科病棟における感染管理 日本外科感染症学会第27回学術集会 2014年12月5日 東京

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2. 第9回 Nagoya Infection Disease Seminar(名古屋)
2014年12月13日 14:00-17:30 名古屋ルーセントタワー16F
症例報告 多彩な症候を来した菌血症の一例
名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野 吉田拓也,松田直之,髙谷悠大,太田美智男


NIDS弟9回案内状.pdf

3. 第5回 集中治療フォーラム in NAGOYA(名古屋)
2014年12月21日 14:00-18:00 ウインクあいち10F


第5回集中治療フォーラム in NAGOYA チラシ最終版.pdf
【御礼 2014/12/21】120名を超える多くの皆さまにお集まりいただきまして,ありがとうございました。
来年も開催を予定しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。 世話人代表 教授 松田直之



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医学部卒業試験 再再試験(全記述)コツとポイント
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日時:2014年12月26日(金) 午後2時〜3時
場所:後日設定 決まり次第の報告とします
形式:記述式問題 60点以上合格 
試験監督:松田直之

再々試験は,再試験と同様の出題形式とします。
内容をまとめて置かれて下さい。
よろしくお願いします。

2014年12月17日(水)大安
救急・集中治療医学分野
教授 松田直之

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医学部卒業試験 再試験(全記述)コツとポイント
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以下の16の内容を,各A3用紙1枚に記述できるようにしておいて下さい。
表や図をうまく使うことも良いです。

日時:2014年12月9日(火) 午後2時〜3時
場所:医学部第4講堂
形式:記述式問題 60点以上合格 
試験監督:松田直之

【解説】全問記述式問題です。
原則として,今回を最後としたいと思いますが,不合格はあります。
でも,原則として,卒業時点での実力を確認するための試験であり,落とすことが本望ではありません。
これからの医学のプロとしての自覚を答案に示して下さるようにお願いします。
以下の内容について,各A3用紙の1枚に記述できるようにしておいてください。
また,事前に作った予備答案は,できる人に答案を見てもらって下さい。
昨年は,できない答案を皆で全く同じように書いていたので困りました。
各内容に,5つのキィワードを用意します。
この内容を含めて,A3用紙1枚に答案を作成して頂きます。

以下を学生時代に,語ることができるようになっているととてもよいです。

【内容】
■ ERにおける緊急性の評価と治療について
■ 急性期生体反応/急性相反応の病態生理について・・松田講義ハンドアウト参照
■ ARDSの病態と治療について(ベルリン定義)・・松田特別講義テキスト参照
■ 人工呼吸器の使い方(酸素化にどのよう対応するか,換気にどのように対応するか)・・松田特別講義テキスト参照
■ ショックの病態と治療(病態を4つにわけ,ショックの診断と治療を説明できるかどうか)松田教科書参考:羊土社 ショック
■ ショックにおけるカテコラミンの適正使用(β受容体刺激,α1受容体刺激,ノルエピネフリン,エピネフリン,ドブタミン)
■ 急性腎傷害の病態と治療(KDIGO2012ガイドラインに準じた治療指針)
■ 急性期管理医学における感染症管理の特徴(院内感染の起炎菌の特徴と対応)・・松田特別講義テキスト参照
■ 急性期栄養管理の特徴(経腸栄養の方法と有用性)・・松田特別講義テキスト参照
■ 敗血症の病態と治療について(日本版敗血症診療ガイドライン参照)
■ 心肺蘇生ガイドライン2010 ACLSについて(2005年との変更点を含む)・・松田大講堂講義ハンドアウト参照
■ クラッシュ症候群の病態と治療について(虚血再灌流,CK,利尿対策,血液浄化法を含む)・・救急医療の常識としての国試対策
■ 急性薬物中毒の診断と治療について・・松田大講堂講義ハンドアウト参照
■ 救急医学の専門性と救急科設置の意義について・・松田大講堂講義ハンドアウト参照
■ Critical Care Medicineについて(CCMの定義・集中治療医の役割・術後管理との違い・専門能力教育・臨床研究)
■ 災害医療体制について(CSCATTT,広域搬送,救急医療との関連性,EMIS,DMAT)・・松田大講堂講義ハンドアウト参照

<禁忌:落第となってしまう対象>
■ カンニング:医学部などの取り決めとして,後ろからの観察者をおき,模写するものなどのカンニング者は落第となります。
■ 読めない答案:丁寧な答案を作成してください。汚い字を書く習慣を止めましょう。丁寧な字で書きましょう。
■ 体言止め:文章になっていないものは不可となります。要点となる内容は,表にまとめて頂いてもよいです。
例:本論文では,200mgレベルの少量ステロイド投与群でカテコラミンインデックスが低下。→本論文では,1日量200 mgの少量ステロイド投与群でプラセボ群と比較すると,カテコラミンインデックスが低下していた。
■ 内容が陳腐である場合:重要点,指定のキーワードの解説を含めるようにしてください。キィ・ポイントがわかっているかどうかが大切なので,私の講義を聞いていなかったものは,私の講義を聞いていた同僚に,まず,最大のポイント5つは何かを相談すると良いです。次に,たくさんの論文エビデンスや論文データを含むと良いです。答案は,できることを私に魅せつけることも大切です。これは陳腐だなという友達の作成答案を,より良くして,自分風に独創性や工夫を出して答案に臨んで下さい。採点していると,同じ答案グループに出会い,あまりに陳腐であると,全員点数を与えることができない運命となってしまうことに注意して下さい。

救急・集中治療医学分野
教授 松田直之

2014年12月9日 再試験後総評

■ 再試験対象者は69名であり,皆が再試験を受験しました。
■ ショックの定義:できていないものが多かったです。これは,誤った模範解答をそのまま記載したためでしょう。同じ文言で間違えていました。これに対して,しっかりとした答案を書いている方も10名に認められました。「ショックとは,循環の異常が原因となり,組織末梢の酸素需要に酸素供給が満たない場合と定義する。頻脈や血圧低下,さらに代謝性アシドーシスや血中乳酸値の上昇でショックを疑う。」,このような解説としていただけると良いです。あくまでも,ショックは,循環異常を原因とする「虚血」です。
■ ARDSベルリン定義:severe ARDSのPEEPレベルの定義を間違えている答案を約半数に認めました。また,ARDSの病態生理を,皆さんあまり得意としていないようでした。臨床に出てARDSやAKIを管理できないととても困りますので,理解を広げておくことをおすすめします。

ショックについて,そしてARDSの管理について,もう一度,まとめておいて下さい。
やはり間違った模範答案が出まわり,さらに,うろ覚えで記載した可能性があります。
8名をどうしても救うことができませんでした。
試験結果と再再試験については,近日,公表します。
成功のドラマは今から始まります。

2014年12月10日(水)
救急・集中治療医学分野
教授 松田直之