医師に大切なこと
1. 人間性,2. 理解力,3. フットワーク,4. 感性
研修医の皆さん 手に負えない急性期は 救急科専門医に相談しましょう。 

心肺蘇生で教授を悩ませること
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Q1: 心肺蘇生に,一生懸命はいらない??

心肺蘇生に必要なのは,一生懸命や盲目ではなく,すべてが見えていること,そしてテクニックが一番に大切です。心肺蘇生や多発外傷で一番意識することは動線です。他人の動線を邪魔してはいけません。自分の動きが見えていることが大切です。動線に,導線があってもいけません。僕を転ばせるかのように,なぜ,コードが床のあちこちに乱雑に配列されているのか??こういう乱雑な診療をやってはいけません。
 よく君たちは,左からも右からも心肺蘇生をしようとしますが,間違いです。エレガントな心肺蘇生は,患者さんの左側から行うものであり,右から行ってはいけません(松田ルール)。除細動も左側からです。騙されたと思って,心肺蘇生は必ず左から入って途中で休まないで下さい。多発外傷以外に,蘇生静脈路は1ルートで十分です。上腕正中皮静脈を1stチョイスとします。とにかく心拍を戻すのみ,余計なことはしない。拘束性ショックの要因は否定すること,そして,pHは必ずチェックします。学ぶことは,救急科専門医などのプロがどのように動線を作って,端的距離で動作を完結させているかを学ぶことです。僕の教授は,徹底的に動線をどのように上手に作るか,エレガントで最短の心肺蘇生です。場を汚さないこと,エレガントな心肺蘇生に特化しましょう。そして,必ず一度は蘇生させることです。普通にできるのではなく、完璧にできるようになることが大切です。
事前準備:1. 口腔内サクション,2. カプノグラム(ETCO2モニタ),3. 麻酔器(ジャクソンリース回路の替わり:BVMはダメ),4. 円座,5. 蛇管立て(L字固定具)
注意点:1.動線,2.ビラビラした白衣はダメ:スクラブとして下さい,3. 気管挿管で心臓マッサージを停めてはいけない(原則)
文責 松田直之 2014年11月1日(土)(大安)

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