集中治療専門医の育成
平成26年度診療報酬改定について

 厚生労働省より平成26年度診療報酬改定が公表されました。重症管理においては、以下のA項目とB項目に対して理解を深めて下さい。当学会に関連する事 項を、厚生労働省発文書等より以下のように抜粋しました。広く会員に周知する目 的で、ここにお知らせしますので、診療等に参考にされて下さい。なお、文章􏰁厚生労働省発の原文のままですが、下線の当委員会により追加したものです。また、本文􏰁学会による情報提供に過ぎません。個々の保険診療におかれましては行政発による正式な全文書をご参照のうえご判断下さい。

1.特定集中治療室管理料に関する改定(新)
特定集中治療室管理料1
7日以内期間 13,500点
8日以上14日以内 期間 12,000点
(新) 特定集中治療室管理料2 (広範囲熱傷特定集中治療管理料)
7日以内期間 13,500点
8日以上60日以内期間 12,190点※ 施設基準
1 専任医師が常時、特定集中治療室内に勤務していること。
当該専任医師に、 特定集中治療経験を5年以上有する医師を2名以上含む。
2 特定集中治療室管理を行うにふさわしい専用特定集中治療室を有しており、当該特定集中治療室の広さは1床当たり20m2以上である。
3 専任の臨床工学技士が、常時、院内に勤務している。
4 特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度について、A項目3点以上かつB 項目3点以上である患者が9割以上であること。
*従来の特定集中治療室管理料1,2は,それぞれ3,4に変更され、「特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度について、A項目3点以上かつB項目3点以上である患者が8割以上であること。」に変更された。

※ A項目:3項目異常必要(モニタリングおよび処置等)

1. 心電図モニター
2. 輸液ポンプの使用
3. 動脈圧測定(動脈ライン)
4. シリンジポンプの使用
5. 中心静脈圧測定(中心静脈ライン)
6. 人工呼吸器の装着
7. 輸血や血液製剤の使用
8. 肺動脈圧測定(スワンガンツカテーテル)
9. 特殊な治療法(CHDF, IABP,PCPS,補助人工心臓,ICP測定)
* 各1点として合計※ B項目(患者状況等)合計点を算出する

※ B項目:3点以上必要(患者さんの状態)

B項目.tiff

集中治療の管理と安全と発展的学術と専門性を,より一層に伝授できるように,情報を厚生労働省等と共有していくことが大切です。

2014年10月1日
文責:教授 松田直之(日本集中治療医学会 理事)

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